企業情報

代表挨拶

当社は創業以来、フレッシュハーブのすばらしい効用と芳香、味覚を感じて頂けるよう日々作業に取り組んでまいりました。
安全で安心な商品を提供するべく、栽培過程では土作りと自家製肥料作りに力を入れ、自生するハーブに近い土壌での栽培を行い植物が本来持つ免疫力を高めることにより可能な限り農薬を使わない方針を取っております。
また、出荷過程での衛生管理・品質鮮度管理の徹底と流通面での時間の短縮化、産地の顔が見えるハーブの商品化を心掛けております。
フレッシュハーブは一般のお客様にも広く認知されるようになり、ご家庭でも普段の食卓にご利用して頂けるようになってきました。
華やかに食器を彩り、気分を癒し、健康促進の効果のあるハーブを皆さまのお手元に届けることにスタッフ一同一丸となり邁進してまいります。

代表取締役 円谷俊介

まほろ馬農場の理念

企業理念

私たちは農業を通して人々の食生活の改善と向上を図り、豊かな食文化の創造に尽力します。

経営理念

私たちは常に顧客を意識し、その信頼にこたえるべく努力を重ね、誠意ある商品を提供します。

行動指針

  • 食材を提供する側という自覚を持ち、責任をもって商品を提供する。
  • 安心・安全を常とし、新鮮・高品質な商品を提供する。
  • 顧客の注文には迅速かつ正確に対応し、要望を満たせるよう尽力する。

有限会社 大洋まほろ馬農場とは?

前代表取締役の円谷光義が、元料理人という立場で見て自らが本当に使いたいと思う食材を提供したいという想いで平成11年3月 茨城県の大洋村(現 鉾田市)に設立しました。

名前の「まほろば」とは日本の古語で「素晴らしい場所」、
「住みやすい所」を意味しています。鉾田市は北浦湖と 太平洋に挟まれた場所に位置しており、温暖で自然災害も少なく、良質の野菜を育てるのに“まほろば”なのです。

まほろ馬の「ば」は、なぜ「馬」?

会社の設立予定地すぐ側にポニーを飼育している施設がありました。そこから馬糞を譲り受け、堆肥にして土作りを始めたことがきっかけです。
 残念ながら現在その施設は閉設してしまいましたが、 代わりに引退した競走馬が余生を過ごす乗馬クラブから今でも 定期的に馬糞をいただき、こだわり土壌の基にしています。  
 

☆馬糞は豚糞や牛糞に比べ臭いが少なく、養分バランスが良い優れた堆肥になります。

大洋まほろ馬農場が作る主な農産物 ハーブとは?①

大洋まほろ馬農場が作る主な農産物は“フレッシュハーブ”と“ベビーリーフ”です。

“Herb”ハーブとは、ラテン語の“Herba”(ヘルバ)《草》を語源とし、香りがよく利用価値のある植物の総称で、次の2つに大別されます。 

  1.  植物の中で薬効や効能などがある成分を含む草で「薬草」「薬用植物」と呼ばれるもの。
  2.  料理用の「香草」「香味用植物」。

大洋まほろ馬農場が作る主な農産物 ハーブとは?②

太古の昔よりハーブは「薬」として、中世以降は料理をより美味しく仕上げる為の「調味料」として使われており、フランク王国の国王 カール大帝(768-814)はハーブを「医学の友にして料理人の称賛の的」と喩えたといわれています。

また、20世紀の後半からアロマテラピーなどの「美容と健康」にと更に幅広く使われるようなり、人の生活に親密に寄り添う植物となりました。 

そのことから私たちはハーブを「人間・他の動物の場に自生する有用植物たち」と呼んでいます。

☆大葉や山椒のように古くから日本人に愛されてきた植物も立派なハーブです。

まほろ馬農場がハーブを栽培する理由

ハーブという存在が一般に広く知れ渡った現在では、ハーブを栽培する農家の数も増えましたが、以前は極僅かしかありませんでした。その為、レストランで使うハーブも海外産の輸入物が主流で、品質にも問題があったようです。
当時シェフをしていた代表の円谷光義もそのことに不満を抱き、自らがハーブを生産することを決意しました。
 
“ハーブはあくまでメインの食材を引き立てる脇役でしかありませんが、無くてはその料理は完成しない大切な存在です”    

 まほろ馬農場は料理人の方が満足していただけるようなハーブを栽培することを常に意識しています。

まほろ馬農場の栽培特色①

近年、水耕栽培等の施設栽培により肥料バランスを調整し、外見を綺麗にするような栽培が多くなっていますが、見た目に重点を置きすぎて、一番大切な要素が欠けてしまっているようなハーブをよく目にします。ハーブを栽培するにあたり、何が一番大切か。
 
それは香りと効用です。

“ハーブは香草と言われる通り、香りが無くてはただの草”となってしまいます。

まほろ馬農場の栽培特色②

自身が料理人として素材を使う立場からみた“料理人の求めるもの”に応える為、土作りから収穫まで自身で研究し、ハーブの品種ごとに自生している環境に近づけた土壌で優しくも時には水さえ与えずあえて過酷な環境を作り、養殖ではない“天然のハーブ本来の風味と効用”を引き出すことを最優先に考え栽培しております。

その努力が認められ2009年には特産物協会より地域特産物マイスター(ハーブ)として認定をいただきました。

まほろ馬農場のベビーリーフ

弊社のベビーリーフは会社設立の翌年(平成12年)から計画を始動しました。
当時、日本ではベビーリーフというものは一般的に認知されていませんでした。
そのような環境のなかで周辺の農家をスカウトし始めましたが、他の農産物より播種~収穫のスパンが短く、日々の作業に追われること、手摘みでの収穫のみにこだわったこと、規格を定めそれに適合しなかった場合は破棄することなど初めから一切の妥協をしない方針でしたので、何軒もの農家が離れていきました。
それでも離れず生産を続けてくれた農家の方々が現在の弊社ベビーリーフを栽培しています。

まほろ馬農場のベビーリーフの特徴

弊社のベビーリーフは

  • 規格を定め、それに適さないものは出荷しない。
  • 品種を多く扱い、ミックスの色合いは赤と緑のバランスをよくする。
  • 収穫は手摘みのみ。
  • 水耕栽培は収穫も早く土づくり等の手間がかかりませんが、水分を多く含んでいるためドリップが出やすく棚持ちが悪くなりがちです。また葉も薄くなりがちです。

弊社は完全土耕栽培限定することや葉の状態をみて適時に灌水することにより手間暇はかかりますが、棚持ちや味わいがしっかりしています。
市場出荷におきましては初めは少量からのスタートでしたが他に比べ赤が多く目を引く点やドリップが少なくロスが少ない点を評価していただき年々取引量を増やしていただきました。
ベビーリーフが家庭に並ぶようになり生産者が増えた近年においても、価格は決して安くはございませんが、品質においてはいまだ当初からのお客様にも支持していただいております。
ただし、これに慢心することなく農家と連携を密にし、日々さらに品質を高めるよう努めております。

安全対策

食の安全が当たり前に求められている現在ですが、生産工程はもとよりパッキングの段階においても安全を確保できるよう体系づくりをすすめております。
その到達点として、国際認証であるSQF(セーフ・クオリティ・フード)の2024年取得を目標に外部コンサルタントを招いて改革進行中です。

SQFとはSafe Quality Foodの略で食品の安全と品質を確保するための国際的なマネジメントシステムであり、製造過程・製品認証基準です。なくロスが少ない点を評価していただき年々取引量を増やしていただきました。
ベビーリーフが家庭に並ぶようになり生産者が増えた近年においても、価格は決して安くはございませんが、品質においてはいまだ当初からのお客様にも支持していただいております。
ただし、これに慢心することなく農家と連携を密にし、日々さらに品質を高めるよう努めております。

まほろ馬農場の生産体制

農家さんは自分の農場で委託された品種の栽培・収穫・納品を行います。
まほろ馬農場は作付け計画、栽培指導、商品化、営業、販売を行います。

まほろ馬農場と農家さん共に
WIN:WINの関係を目指します

もちろん私達は自社圃場での栽培もしていますが、多くの品種は農家の方々に栽培を委託しています。
生産拡大の為にわざわざ土地を購入し、ハウスを建て、作業員を増やすよりも全て揃っている農家さんに栽培をお願いした方が遥かに効率的ですし、農業のプロが作るのですから安心して任せられます。

農家さんも打ち合わせによって決めた数量を値崩れなしに出荷でき、面積に応じて次第に拡張していく事も可能です。
また、まほろ馬というグループに入ることで、シェフが求める野菜や作物の病害虫対策などの情報を共有することもできます。

産地移動

高いコストをかけて栽培しても販売価格へ転嫁できないことが多く、利益は下がり、場合によっては赤字になってしまうこともあります。
また、そのような環境下で育つ植物は通常より味わいや香りが弱く育つ場合があります。

そこで、我々は設備に頼ることのない「適地適作」農業を実践しています。

適地適作 産地リレー

現在、まほろ馬農場は夏の高温に弱い植物を避暑地である長野、青森、北海道で。
冬の寒さに弱い植物を避寒地である沖縄で栽培しています。
これにより冷暖房設備に頼ることなく自然な状態で栽培することが可能になりました。

輸入ハーブ

産地リレーをもってしても自生環境を再現できない場合や台風などの災害や記録的な猛暑、天候不良により国産の収穫ができない場合に備え、
イスラエルの「THE Growers」
オランダの「BE  Fresh」
と連携し、ハーブを輸入することで国内での栽培が難しい期間でも欠品することなく供給することができるようになりました。

会社概要

商号有限会社 大洋まほろ馬農場
設立平成11年(1999年)3月
代表者代表取締役 円谷俊介
従業員48名(パートタイマー含む)
事業内容フレッシュハーブ、ベビーリーフの生産および販売
会社所在地〒311-2105 茨城県鉾田市二重作1516
電話番号0291-34-5030
FAX番号0291-34-5031
URLhttps://mahoroba.farm/
契約農家数18軒
E-mailinfo@mahoroba.farm
契約農家農業生産法人数16軒
営業時間平日9:00~18:00
日曜日も営業致しております。
休日毎週土曜日お休み・年末年始・夏期
資本金300万円
総栽培面積22ha(提携農家を含む)
主要取引先㈱メトロキャッシュ&キャリージャパン
㈱山清
㈱大倉商事
東京シティ青果㈱
東京第一青果㈱
主力商品フレッシュハーブ各種、ベビーリーフ

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