スイートバジル

特徴
トマトとの相性が良く、イタリア料理には欠かせないハーブ。
バジルペーストにしておくと様々な料理に利用できます。
効能
免疫力を高めるβ‐カロテンを豊富に含んでおり、抗酸化作用があります。
アメリカの国立ガン研究所のガン予防のための植物リストにも登録されています。
また、香りの成分には鎮静作用やリラックス効果があり、胃腸の働きを改善する役割もあります。
イタリアンパセリ

特徴
料理の付け合わせとして、ヨーロッパでは一般的で、
日本でもカーリーパセリの代わりに使われることが多くなってきました。
カーリーパセリより強くやさしい香りでサラダはもちろん、
スープやドレッシングの風味付けにも利用できるハーブです。
効能
特有の香りは、アピオールなどの精油成分によるもので、
口臭予防、食欲増進、疲労回復、食中毒予防効果などがあるとされています。
また、カルシウムを骨に定着させる働きがあるビタミンKを豊富に含んでいます。
ディル

特徴
魚料理には欠かせないハーブ。
爽やかな芳香を楽しむためポテトサラダに加えたり、バターやクリームチーズに練り込んだり、ドレッシングに加えたりと幅広い利用用途があります。
効能
鎮静作用があり、頭痛、消化器官や呼吸器系の障害に有効です。
葉には殺菌作用があり、生の魚介類の付けあわせにも効果的です。
チャービル(セルフィーユ)

特徴
「グルメのパセリ」と呼ばれ鳥・魚介・野菜など様々な料理の風味付けに用いられます。
そのやさしい香りと小さく美しい葉は、デザートの飾り付けにも良く利用されます。
フランスではオムレツやサラダ、スープに頻繁に加えられ特に人気があります。
効能
ビタミン・ミネラルを豊富に含み、鉄分やカロテンも豊富。
解毒作用、血行促進、消化促進、利尿作用があると言われています。
特にカロテンは血液中のナトリウムを体外に排出してくれる効果がある為、高血圧の方にもオススメのハーブです。
タラゴン

特徴
フランス料理には欠かせないハーブ。甘い香りとピリッとした辛みと苦みがあります。
肉や魚料理のクセを消すのに使われたり、卵・トマト料理の風味付けに使われます。
春から初夏・晩夏から初秋にかけてがベストシーズン。ハーブビネガーを作るのであれば味・香りとも強い、秋に収穫した葉をお勧めします。
効能
A、B1、B2、B3、B6、葉酸、C、などのビタミンを含み、ミネラル成分も豊富です。
食欲の増進や口臭の予防、アンチエイジング効果も期待できます。
フレンチソレル

特徴
一般的にソレルといえば日本でも田んぼの畦などに自生している植物で和名の酸葉(すいば)が示すように強い酸味を持っています。
これを食べやすいように柔らかな葉でマイルドな酸味を持つように品種改良したのがフレンチソレルです。
サラダに少量を加えると酸味が程良いアクセントになります。
効能
カリウム・ビタミンA・ビタミンCを多く含み血液の浄化作用があります。
また酸味の元になるシュウ酸を含んでいる為、過剰摂取にならないように
注意が必要です。少量なら利尿作用が期待できます。
ローズマリー

特徴
肉料理には欠かせないハーブ。臭み消しや風味付けにとても効果的です。
肉以外ではジャガイモ料理と好相性。いろいろな場面で活躍してくれる使い勝手の良さも魅力です。
効能
ローズマリーは古くから記憶力や集中力を高める効能があるとされ
強壮剤や刺激薬として利用されてきました。
またローズマリーは血管を強くし血行をうながし、消化機能を高めることで新陳代謝を促進します。
抗酸化作用もあることから、「若返りのハーブ」とも呼ばれています。
タイム

特徴
魚介料理の臭み消しや煮込み料理には不可欠なハーブ。
きりっとしたすがすがしい香りはヨーロッパで古くから勇気の象徴とされ、「あなたはタイムの香りがする」と言えば男性にとって最高のほめ言葉だったとか。
葉だけでなく花も料理に利用でき、多様な使い方が出来るのも魅力で地中海沿岸の食材とは総じて好相性。
効能
タイムにはチモールという強い殺菌作用と抗ウィルス作用を持つ成分が含まれているため、冷蔵庫のない時代にはタイムを料理に加えて保存効果を高めていました。
のどが痛い時や風邪の予防をしたい時などはタイムを入れたハーブティーがお勧めです。
レモンタイム

特徴
レモンを思わせるスッキリとした香りを持つタイム。
ヨーロッパでは料理の風味付けに良く利用されています。
ハーブティーに入れても素晴らしい香りを楽しめます。
効能
タイム同様、すぐれた抗菌・抗ウィルス作用を持ちます。
セージ

特徴
仔羊、鴨など個性の強い肉料理やフォアグラなどまったりとした油を
多く含む料理に良く合います。
葉だけでなく花も料理に利用でき、葉の香りを華やかにしたような香りと蜜の甘みが口の中に広がります。
効能
セージの語源はラテン語の「治療」を意味するサルバーレ(salvare)からきています。
「長生きしたければ5月にセージを食べなさい。」との格言があるほど長寿と結び付けられてきました。
優れた殺菌作用と制汗作用、内分泌系の調整作用が知られています。
レモングラス

特徴
アジアで古くから感染症や熱病に効果がある薬草として利用されてきました。
レモングラス自体は繊維質で食用には向きませんが、レモンに似たさわやかな香りで料理の風味をスッキリさせてくれます。
ハーブーティーには欠かせないハーブの一つです。
効能
レモングラスを使ったハーブティーは優れた殺菌作用で、風邪の初期症状に効果があります。
また胃腸の調子を整える効果があり食後に飲むお茶にはぴったりです。
レモンバーム

特徴
レモンに似た香りと風味。その香りはミツバチが群がるほどです。
苦みとえぐみが強い為、食用よりは香りの抽出する利用法が適しています。
ハーブウォーターやハーブティーなどで利用すればレモンバームの
香りを簡単に楽しむことが出来ます。
効能
レモンバームに含まれる「ロズマリン酸」というポリフェノール化合物には、アレルギー症状を引き起こすヒスタミンの分泌を抑える働きがあります。
花粉症の症状緩和が期待できます。
レモンバーベナ

特徴
レモンによく似たさわやかな香り。
食用ではなく香りの抽出用として利用することが多く、その際、雑味がほとんど出ないのが魅力です。
ただ非常にデリケートな為、スーパーなどで見かけることはほとんど無いと思います。
料理では抽出した香り成分をシャーベットにして香りの薄い果物と合わせると好相性。
寒さに弱い為、5月下旬から10月中旬までの出荷です。
効能
アルデヒド類のゲラにアールとネラールを含んでおり、抗菌、抗炎症、鎮痛作用があります。
オレガノ

特徴
トマト料理やチーズと相性が良くパスタやピザなどイタリア料理に欠かせないハーブ。
ロースト料理とも相性が良く肉の臭みを消し、豊かな風味を与えてくれます。
効能
抗酸化作用の他に抗生物質も含んでおり、ジアルジア症による下痢には処方薬より効果がある場合があります。
また消化不良や疲労倦怠を緩和する働きもあります。
マジョラム

特徴
甘くスパイシーな香りで肉料理の臭み消しやトマト料理、チーズと相性が良いです。
またハーブティーに入れると何とも言えない甘みが抽出出来ます。
生食としてはサラダに葉を少量入れるだけでも味がぐっと締ります。
効能
鎮静作用があり、不眠などに効果があります。
また血流の流れを良くする効果でも知られ、冷え性の緩和にも効果があります。
チャイブ

特徴
ニンニクやニラ、エシャロットの仲間でネギの一種。和名は蝦夷葱です。
葉はアサツキなどと同様に薬味として利用できるほか、スープやバターチーズの風味付けにも。
ポテトサラダにくわえると色どりと玉ねぎの香りを加えることが出来ます。
効能
ネギの芳香成分(硫化アリル)を多く含むことからネギと同じ香りを持っています。
この成分は消化酵素の分泌を活発にさせるので食欲増進が期待できます。
またビタミンB1と結合して、糖質をエネルギーに変えやすくする作用があります。
発汗作用があり体温を暖める効果を持っている為、冷え性にもお薦めできます。
サボリー

特徴
ペッパーに似た香りを持ち、古代ローマ時代から香味付けとして利用されてきました。
ブーケ・ガルニの材料の一つにもなっており、豆料理との相性の良さから「豆のハーブ」と呼ばれています。
効能
ビタミンA、C、カルバクロール、チモール、シメン、カロチノイド、βカロチンなどの抗酸化物質や鉄分が豊富に含まれアンチエイジング効果や腹痛、めまい、呼吸障害に効能があります。
ローリエ

特徴
古くから肉の臭み消しとして、ポトフなど煮込み料理の香り付けに利用されてきました。
ビネガーとの相性も良くマリネやピクルスに入れると香りが引き立ちます。
フレッシュのローリエは乾燥させたものより苦みを感じる為、長時間煮込まずに香りを抽出できたら早めに取り出します。
効能
シネオール、ピネン、オイゲノール、リナロールでの芳香があり、芳香性健胃効果があります。
サラダバーネット

特徴
地中海沿岸を原産とするバラ科の植物。
ほんのりしたキュウリの香りと少しの渋みがあります。
サラダに散らしたり、冷製スープなどに良く合います。
効能
ビタミンCを豊富に含み、美肌効果があります。
また渋みの元となっているタンニンが胃や腸の粘膜を保護して整腸作用も期待できます。
ランドクレソン

特徴
一般的に知られているクレソンはウォータークレスの事ですが、弊社では陸生植物のランドクレスを栽培しています。
ウォータークレスより強い辛みを持っていますが、葉は柔らかく生食にも向いています。
また炒めものなどにも利用が可能です。
効能
アメリカの大学が調査した必須栄養素17種の含有量が最も優れている野菜として、NO1にランキングされるなど栄養価の非常に高い野菜です。