花を利用するハーブ

ボリジ

特徴
その淡く美しい青色は聖母マリアの衣装を描くときの参考に用いられていたことから「マドンナ・ブルー」とも形容されます。
カルシウム・カリウム・ミネラルを豊富に含みますが、食用としては主に花が重用されています。
ケーキやサラダの飾りや、砂糖漬けにして紅茶に添えたり。
白ワインに浮かべると青からピンクへと色が変わります。

効能
ボリジの花はポタシウムという成分を含んでいて、憂鬱を取り除いてくれます。
葉にはアラントインを含み古代からうつ病の治療や心気症の治療に使われていた記録があります。

カモミール

特徴
古くからヨーロッパの民間療法で用いられてきた植物で、その花のかわいらしさとリンゴのようなフルーティーな香りでハーブティーに利用される代表的なハーブです。
5月初旬から6月いっぱい楽しめます。

効能
鎮静作用があり、ストレスや不安、緊張、怒りなどの負の感情を和らげてくれます。
ハーブティーには安眠サポートの効果も。また粘膜を保護して胃壁を修復する作用、消化促進作用があり、胃痛の緩和や、腹痛、下痢の症状緩和などに役立ちます。

ラベンダー

特徴
イングリッシュラベンダー(トゥルーラベンダー)は香りが上品で満開の時の花姿も見事ですが、高温多湿に弱いため、ラバンジン種を生産しています。
花の時期は5月中旬~6月中旬で約一ヵ月間の短い出荷になります。
その美しい色合いと豊かな芳香で、デザートのアクセントやポプリとしても非常に人気があります。

効能
芳香の主成分は酢酸リナールやリナロールでこの2つで芳香成分の8割以上を占めます。
自律神経のバランスを調整する働きがあり、ストレスや怒りを感じている心や、不安や心配を抱えた心を癒し、深くリラックスさせる効果があります。
また、安眠効果があることでも有名です。

ナスタチウム

特徴
花は美しい赤やオレンジ、黄色で葉と一緒に食べることのできるエディブルフラワーとして重宝されています。
味は少しピリッとした刺激がありサラダのアクセントに好相性です。
5月中旬から7月中旬と9月初旬から11月まで楽しめます。

効能
ビタミンCや鉄分が多く含まれ、強壮作用があります。

ヤロウ

特徴
学名のAchillea(アキレア)は、ギリシャ神話の英雄アキレスがトロイ戦争の際に兵士の傷をこのハーブで癒したことに由来しています。
古くから傷薬として重宝され、スコットランドでは伝統的な傷薬の軟膏がヤロウから作られています。

効能
ヤロウの主要成分はタンニンで、カモミールと同じカマズレンも含み
止血、解熱、殺菌、健胃作用などがあるとされます。

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