スペアミント

特徴
葉先が尖っていることから「槍」という意味の「スペア」の名称がつきました。
主成分のカルボン(約60%)が、スペアミントの甘みのあるスーッとした香りのもと。
中世には口臭予防や歯を白くするケアに使われペパーミントより歴史の古いハーブです。
最近ではモヒート人気で㎏単位の出荷依頼があるほど。
効能
食欲増進や消化吸収の促進があります。また、眠気覚ましや頭をすっきりさせる効果、
精神的疲労の回復、リラックス作用もあり口臭の予防にもなります。
ペパーミント

特徴
ペパーミントは、スペアミントとウォーターミントの交配種で、スペアミントより小ぶりな葉とスペアミントのようなしわが無く緑色もより深いのが特徴で、強い爽快感ある香りのメントール系の代表です。カクテルに添えたり、デザートにあしらったりと幅広く活躍してくれます。
効能
食べ過ぎ・飲みすぎなどで胃の調子が悪い時に消化を助けてくれます。
また、腹痛や胸焼け、胃けいれんを緩和してくれます。
鎮静効果があり、精神的な緊張を和らげ、イライラをしずめ、心身をリラックスさせてくれます。
無気力や抑うつを改善する精神安定化作用もあり、神経症などに利用されてきた歴史を持ちます。
アップルミント

特徴
柔らかい毛に覆われた、かわいらしく軟らかい丸い葉が特徴で、青リンゴとスペアミントを混ぜたような、甘くフルーティーでまろやかな香りがします。
ハーブティーはもちろん、シードルに浮かべたり炭酸水と合わせてハーブドリンクに!
アイスクリームなどアクセントとしても面白いです。
効能
アップルミントの主成分のピペリテノンオキシド(モノテルペンの仲間)は、口唇ヘルペスなどの皮膚病菌の増殖を抑える働きがあります。
パイナップルミント

特徴
ほのかにパイナップルの香りがするミント。
アップルミントの交配種で卵形の葉と白色またはクリーム色の斑が入り、軟毛が生えています。
ハーブティーやビネガー、魚料理に利用します。
軟毛がある為、生食にはあまり適しているとは言えませんが、甘酸っぱい香りはそれを補って余りある魅力があります。
効能
アップルミント同様に主成分のピペリテノンオキシド(モノテルペンの仲間)が口唇ヘルペスなどの皮膚病菌の増殖を抑える働きがあります。
キューバミント(イエルバ・ブエナ)

特徴
モヒートの本場、キューバのハーブ。大きな分類ではスペアミント一種。
日本ではスペアミントを使ってモヒートを提供するお店が多いですが、キューバではこのハーブを使います。
スペアミントで作ったモヒートより自然な優しい風味が楽しめます。
効能
下痢や乗り物酔いを緩和する作用や、火傷したときにオリーブオイルを染み込ませたガーゼに、このハーブをつけて患部に貼ると治りが早まる効果があるといわれています。